看護部長挨拶

看護部長挨拶徳島大学病院は、県内唯一の特定機能病院・大学病院であり地域の中核拠点病院として先進医療の提供はもちろん地域との連携を通し様々な社会貢献をする使命もあります。看護部では、病院と看護の理念に基づき、「豊かな感性、高い倫理観、真の自律性を身につけ、幅広い理論を実践に統合できる看護師を育成します。」という教育方針を掲げ、2006年には生涯教育体系を示し、看護師の継続教育に取り組んできました。2020年度からは看護師特定行為研修も開講いたしました。その方針のもと、キャリアパスを構築し、キャリアパスと連動した人材養成システム「看護師キャリア形成支援システム」を開発し、看護師一人一人の頑張りと思いが見えるポートフォリオを活用しています。

そして、看護職が自己のキャリアを見つめ活き活きとやりがいを感じながら働き続けられる環境づくりをテーマに、ヘルシーワークプレイスの推進、多様な勤務体系の導入、保健学科との協働による大学院での教育担当者の養成、あるべき姿のPNSの推進等、様々な取り組みを実施してきています。プチナースサロンなど学生さんへの取組も行っています。「やれる!できる!頑張れる!」を合言葉に看護師のワークエンゲイジメントが高まることを目指します。

今回のCOVID-19感染症のような感染症との対応、災害対策、そして人口高齢化や急速な生産年齢人口の減少等、看護にとっては、現在もそして今後においても多くの課題があります。このような中で、急性期の現場で、あるいは地域の中で、看護がどのように力を発揮できるのかを考える時、その中心となる看護職一人一人の質が問われていることを痛感しています。今後さらに広い視野で自己のキャリアを発展させることができ、多様な実践現場の中で高いモチベーションを維持しながら活躍できる人材を育成していくことを目指しています。

その主役は皆さん一人一人です。

看護部長 高開 登茂子