委員会の取り組み

看護部委員会

教育委員会

看護師の教育に関する仕組みを整え、教育ニーズに合わせた教育を実施する委員会です。

令和3年度は、成果目標を2つとして取り組みます。1.「人材育成の支援」として、スタンダードレベル研修の実施、部署教育の強化、2.「患者目標設定型看護過程(NCPG)導入に向けた教育と浸透」として、NCPG導入に向けたスタッフ育成です。

スタンダードレベル研修の実施は、6コース【コミュニケーション、看護倫理、看護過程、クリティカルケア、リーダーシップ、看護研究】を実施します。これらは昨年度の評価を元に再考し、スタンダードレベル看護師に必要な知識、能力が取得できるように、ブラッシュアップして実施します。看護過程研修は、NCPGの考え方の教育を企画しています。部署教育の強化は、昨年度に引き続きe-Learning教材の活用を推進します。

NCPG導入に向けたスタッフ育成では、全スタッフが、患者目標設定と目標達成のためのニードに視点を置いた看護過程「The Nursing Care For〝Patient Goal″:NCPG」の構造や理念を理解し、看護過程が展開できるように、記録・システム委員会と協働して、NANDA.NIC.NOCの看護過程からNCPGへのスムーズな移行、導入に取り組みます。

以上、人材育成の支援として実施し、キャリアレベル取得の推進とNCPGの本格導入を目指します。

記録・システム委員会

看護支援システムを含む医療情報の開発と推進を図り、看護の質の向上に取り組む委員会です。

当院では、患者の希望と療養中の目標を患者主体に捉え、5つの視点を基盤に希望や目標を達成するための看護に視点を置いた患者目標設定型看護過程:(以下NCPG)を開発し、2021年1月に導入しました。今年度は、NCPGシステム導入後の検証・改善に取り組み、安定稼働を目指します。また、今年度診療報酬改定に伴い、重症度, 医療・看護必要度の評価項目及び施設基準に見直しが行われました。当院でも特定集中治療室での必要度ⅠからⅡへ移行するため、スムーズな導入と適正な評価に取り組んでいきます。

《NCPGシステムの安定稼働》では、NCPGシステムへ変換後の看護実践記録の検証、NCPG標準看護計画の完成度を高め、地域・連携サマリーの活用と地域連携の強化に繋がるサマリーの検討に取り組みます。

《重症度, 医療・看護必要度Ⅱの適正な評価と安定》では、集学治療病棟での必要度Ⅱへの移行準備と移行後の安定化に取り組み、全部署での重症度, 医療・看護必要度の適正な評価が実施できることを目指します。

 

働きやすい職場づくり委員会

看護職の働く環境を整備するために働きやすい職場づくりに関する活動を行う委員会です。

今年度は、「健全で安全な職場環境の整備」を成果目標として以下の2点に取り組みます。

《労働管理》では、看護職が適正な労働時間と働き方を理解する上で、自分自身の健康を管理するという意識を持って働くことを目指します。看護職の倫理綱領第12条に則ると、看護職が健康で幸福であってこそより良い看護を行えるため、ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に健康な状態)であるためにどのような行動が必要か考え、部署でスローガンを掲げ実践していきます。PNS見守りたいラウンドは、マインドの醸成や業務を見直す機会になっており、業務の効率化や超過勤務削減のため継続していきます。

《看護職と看護補助者との協働》では、看護部にて発足した「看護チームケア力向上プロジェクト」と連携し、看護職と看護補助者が「看護チーム」として協働し、患者に安全で質の高い看護の提供ができることを目指します。看護師と看護補助者の円滑なコミュニケーション、看護補助者への教育などを検討し、タスクシフト・タスクシェアにより、働く環境を整備します。

 

看護部災害対策委員会

災害対策・災害看護に関する活動を行う委員会です。看護職の災害に対する意識を高め、自立した災害看護の実践を目指した災害教育を推進します。今年度は「災害に対する意識・実践力の向上」を目指し取り組みを行います。

「災害教育」では、新たな災害看護リーダーナースの養成を行います。災害看護リーダーナースの役割や活動を明文化した『災害教育プログラム』を活用し、研修を実施します。災害時にも看護の視点を持ってリーダーシップを発揮し、災害看護を実践できるように支援していきます。また、昨年度までに災害看護リーダーナースとして認定された68名を対象にフォローアップ研修を実施します。そして、今年度も災害に関する意識調査を実施します。その結果より自部署の課題を導き出し、災害看護リーダーナースを中心とした活動に反映させることで、災害看護に対する意識や実践力の向上を図ります。

「災害訓練」では、全看護職員に対する「すだちくんメール」による定期的な安否確認訓練や情報伝達訓練、昨年度導入した震度別報告ツール「看護部被災状況報告アプリ」を使用し、正確で迅速な報告ができるよう取り組みます。各部署の災害訓練では、災害発生時に各々が適切な役割行動が果たせるように、継続して災害訓練を行います。訓練実施後に評価表を用いた評価を行い、改善に繋げます。また、災害拠点病院として、病院BCPや災害対策マニュアルに則した災害対策活動を行動レベルで実践できるよう、災害対策の充実を目指します。