委員会の取り組み

看護部委員会

教育委員会

 

看護職の教育体制を整備し、ニーズに応じた教育支援を行う委員会です。

委員会では、看護職員一人ひとりが専門職として成長し、質の高い看護を提供できるよう、年間を通じて計画的に教育活動を推進しています。今年度は、「倫理的実践の基盤を形成するカンファレンスの推進」と「学びの土台を整える学習支援体制の整備」を重点課題としています。

倫理的な視点をもって看護を行うことは、すべての実践の基盤です。職員一人ひとりが倫理的感受性を育み、患者さんにとって何が最善かを常に考えられる組織づくりを目指し、看護の質向上につながる教育を推進していきます。また、学習支援体制の整備にあたっては、現在進めているキャリアパスの再構築に合わせ、成長段階に応じた学習の仕組みを整理していきます。さらに、既存の研修や部署教育を活かしながら、学びを実践へとつなげる体制づくりに取り組んでいきます。

今年度は、組織として倫理的実践を育む環境を整えるとともに、看護職が主体的に学び続けられる基盤づくりを段階的に進めていきます。

記録・システム委員会

記録システム委員会は、看護支援システムや医療情報システムの開発と推進を図り、看護の質向上に取り組む委員会です。

今年度は、「看護記録の質向上と標準化」を成果目標とし、①看護記録監査の実施、②テンプレート管理基準の明文化と整理、③重症度、医療・看護必要度の継続学習と効果的な学習方法の検討に取り組みます。

記録監査では、看護計画の立案・評価・修正が適切に行われているかを確認します。管理規定に従いレビュー・検証を行い、立案された看護計画が患者の要求事項を満たしているかを評価します。

看護記録は看護実践の証明であると同時に、診療報酬算定の根拠としての重要性が高まっています。一方で、看護ケアを優先すると記録が事後入力となり、記載内容や時間の整合性が問題となることがあります。こうした状況を改善し、正確な記録やベッドサイドでのリアルタイム入力を行うため、テンプレートの整理に取り組みます。また、重症度、医療・看護必要度の継続学習を推進し、診療報酬改定に対応した適切な評価と記録が継続できるよう取り組んでいきます。

働きやすい職場づくり委員会

看護職の働く環境を整備するために活動する委員会です。

今年度は、「外来業務の標準化と看護チーム協働による持続可能な看護体制の構築」を成果目標に掲げ、以下の4つに取り組みます。

1.看護チーム協働体制の強化として、看護補助者の育成およびタスク・シフト/シェアのために、人材活用シートの作成・活用や、看護補助者研修等を開催します。看護補助者レディネスの確認として、ラダー評価や直接ケアに関する調査を実施します。

2.医療・看護DXを活用した外来業務の標準化と一元化管理のために、業務時間の可視化や、属人化された業務を調査し、効率化できる業務を洗い出します。そして、看護DX推進プロジェクトと情報共有し、看護DX導入に向けて協働していきます。

3.PNS見守りたいラウンド時の評価表を見直すとともに、PNS研修会を開催し、PNSマインドを醸成していきます。

4.職務満足度調査を実施し、その結果を職場環境の把握と改善に役立てます。

以上の取り組みを通して、働きやすい働きがいのある職場づくりを目指します。

看護部災害対策委員会

看護部災害対策委員会では、看護職の災害についての意識を高め、実践レベルでの教育を推進し災害対策・災害看護に関する活動を行っています。

今年度は、「災害対策の充実」を目標とし、災害教育と災害訓練に取り組みます。

災害教育に関しては、2018年度より災害看護リーダーナースを育成し、60名以上が各部署で活躍しています。昨年度からは看護職全体の災害対応能力のボトムアップを目指し、災害看護研修(基礎編)を開催しています。また、刷新予定の新キャリアパスに対応したキャリアレベル別生涯学習支援ができるよう研修プログラムの構築を進めていきます。

災害訓練に関しては、気象庁より発出された「南海トラフ地震臨時情報発表後の防災対策の流れ」を参考に、巨大地震発生に備えた院内防災対策を検討します。特定機能病院・災害拠点病院として、災害時に重症患者を受け入れつつ、診療を継続する役割を担うため、シミュレーションを取り入れるなど「防災」を意識した訓練に取り組んでいきます。