外来化学療法室

 外来化学療法室は通院する患者さんを対象に、がん薬物療法の注射、点滴治療を提供する部門です。部屋には22台のリクライニングチェアと2台のベッドがあり、BGMやテレビを鑑賞しながらリラックスした環境で治療を受けることができます。がん薬物療法看護認定看護師が中心となり、薬剤の投与や副作用のセルフケア支援に努めています。また、抗がん薬による副作用マネジメントを、薬剤師・栄養士・医師と連携し対応しています。

がん薬物療法を受ける患者さんを取り巻く環境は大きく変化し、患者さんが自宅などで生活しながら治療を受けることができるようになりました。そのため、その人らしく生きることを支えるケアが必要とされ、患者さん一人ひとりに向き合い必要な支援をつなぐ役割を担っています。治療中の患者さんが話しやすい雰囲気を作り、その人に寄り添った看護を提供できるよう日々取り組んでいます。