看護師としてのKeep in mind
徳島大学病院の魅力は?
徳島大学病院は、地域の特定機能病院として高度で先進的な医療を提供しています。
医師、看護師、リソースナース、薬剤師、理学療法士、管理栄養士等の様々な専門職種が連携し、チーム医療に取り組んでいます。
看護部の教育方針として、病院と看護の理念に基付き、豊かな感性、高い倫理性、真の自立性を身につけ、幅広い理論を実践に統合出来る看護師を育成するプログラムがあります。医療の進歩に対応出来る看護を目指しており、自らが希望する知識や技術を習得する為に選択肢の多い所が、当院の魅力です。
仕事のやりがいを感じる瞬間は?
数十年も前の話ですが、私が小学生の頃、養護教論(保健室の先生)から、「あなたは、保健師か看護師に向いてる。」と言ってもらった事がきっかけとなり、看護師を目指す事にしました。実際、看護師として就職してからは、理想と現実のギャップ、仕事と家庭(子育て)の両立に心折れる時も度々ありましたが、職場の仲間や頼れる先輩、家族のサポートもあり看護師を辞めたいと思った事はありませんでした。私が看護師として常に心掛けている事は、自分が患者や家族だったらどうして欲しいのか考える事を大切にしています。
そして、携わった患者さんに「ありがとう。お世話になりました。次来た時も宜しくね。」と感謝の言葉をもらった時は、嬉しくなり、誰かの為に、役に立てた事を実感しやりがいを感じています。又、自身の原動力にもなっています。
現在、呼吸器・膠原病内科・感染病棟に勤務していますが、肺癌、間質性肺炎、膠原病、感染症の患者さんに対して抗がん剤治療、放射線療法、免疫抑制剤、人工呼吸器での呼吸管理に携わっています。治験及び最新薬の抗がん剤治療も行っています。最先端の医療、看護を提供するにあたり病棟では、勉強会を開催し知識と技術の向上に取り組む事にもやりがいを感じています。
今後の目標は?
西病棟6階では、チーム医療は勿論の事、クリニカルパスの活用や多職種カンファレンス及び退院に向けての合同カンファレンスを開催しています。専門的な意見交換を行い個々の患者さんのニーズに添った支援を考察しています。看護師の立場から、患者さんの思いを聞き取って、共感・コミュニケーション・相互尊重を大切にし信頼関係を築いていきたいと思います。入院生活や退院後の生活がより快適に送れる様にサポートさせてもらい、患者さんの気持ちに寄り添える看護師として努力したいと思います。